甘いものには要注意!チョコレートを食べるときに注意したほうがよいこと
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先週、2月14日は、聖バレンタインデーでしたが、皆さんは良い日でしたか?
バレンタインといえば、日本では、チョコレートを贈ったりもらったりする日です。
その甘さから、食べると虫歯になりやすいと思われがちなチョコレートですが、実は虫歯を予防する成分が含まれていることをご存知ですか?
チョコレートを食べるときに注意すべき点や、歯に優しいチョコレートの選び方と食べ方をご紹介します。
チョコレートを食べるときに注意すべき点
虫歯を予防する成分が含まれていると言っても、食べ過ぎたり、食べ方が悪かったりすると、当然逆効果です。
チョコレートを食べるときに注意すべき点には、以下のようなものがあります。
食べる時間に注意
食後にチョコレートを食べると、口の中が酸性に傾きやすくなります。
また、寝る前に食べると、唾液の分泌が減って口の中が乾燥しやすくなります。
これらは虫歯のリスクを高める要因と言われています。
チョコレートは食事と食事の間や、午後3時頃などに食べると良いでしょう。
一度にたくさん食べない
一度にたくさんチョコレートを食べると、口の中に糖分が長く残ります。
これも虫歯のリスクを高める要因です。食べる量は一日20グラム程度に抑えると良いでしょう。
歯磨きをする
チョコレートを食べた後は、必ず歯磨きをしましょう。歯磨きをすることで、口の中の糖分やプラークを除去し、虫歯の予防に効果的です。
歯に優しいチョコレートの選び方と食べ方
チョコレートには様々な種類がありますが、歯に優しいチョコレートの選び方と食べ方は以下のようなものがあります。
カカオ分が高いものを選ぶ
高カカオ(ハイカカオ)チョコレートは、カカオポリフェノールの含有量も高くなります。
ポリフェノールは虫歯を予防する成分ですから、カカオ分が高いチョコレートは歯に優しいと言えます。
カカオ含有率が高いとビターな味がしますが、甘さ控えめなため糖分も少ないです。カカオ分が70%以上のチョコレートを選ぶと良いでしょう。
ミルクやホワイトチョコレートは控える
甘いミルクやホワイトチョコレートは、カカオ含有量が低く、乳脂肪や砂糖が多く含まれています。
これらは虫歯菌のエサになりやすく、虫歯のリスクを高める要因です。
ミルクやホワイトチョコレートは、食べる量や回数を控えるようにしましょう。
ナッツやドライフルーツ入りのものは注意する
ナッツやドライフルーツ入りのチョコレートは、栄養価が高く美味しいですが、歯に注意する必要があります。
これらは歯と歯の間に挟まりやすく、プラークの原因になりやすいと言えます。
また、ドライフルーツは糖分が濃縮されています。ナッツやドライフルーツ入りのチョコレートを食べる場合は、食べた後にしっかりと歯間ブラシやデンタルフロスで歯と歯の間を清潔にしましょう。
まとめ
チョコレートは、適度な量であれば美味しく体にも良い食べ物です。
ただ、おいしいからといってたくさん食べすぎてしまった場合や、チョコレートの種類によっては虫歯のリスクが高くなってしまいます。
目にする機会が多いからこそ、自分のお口や相手のお口のことを考えながら、チョコレートを選ぶようにしましょう!